みなさんは英語でメールを作成するときに、どんなフォントを使っていますか?
メールソフトのデフォルトのフォントでメールを送っていますか?
文章のフォント・書体によって、意外に文章の印象や雰囲気が変わってくるものです。
また、フォントによって読みやすいもの、読みにくいものもありますので、メールで送る内容や読み手のことを考えてフォント選びを行う必要があります。
本日は英語メールを作成するときのフォントの種類についてご紹介していきたいと思います。
フォントに装飾があるかないか
英語の文書に使われるフォントのことを欧文フォントと言います。
欧文フォントの中には大きく分けてセリフ(serif)体とサンセリフ(sans-serif)体の2種類のフォントがあり、セリフという言葉はフランス語から来ているそうです。
セリフ(serif)体フォント
セリフ体は各文字の線の先端にウロコやヒゲと呼ばれている、装飾的なものが付いているフォントのことを言います。
ウロコやヒゲがあることによって、文字の線の太さに強弱が生まれるのが特徴です。
セリフ体に属する欧文フォントには、Times New RomanやCentury
などがあります。
サンセリフ(sans-serif)体フォント
サンセリフ体はウロコやヒゲといった余分な装飾が付いておらず、文字のどの部分も同じ太さとなっているフォントのことを言います。
セリフ体フォントと比較するとシンプルなフォントになっているのが特徴です。
サンセリフ体に属する欧文フォントとしては、ArialやVerdana、Helvetica、Calibriなどの書体があります。
英語のビジネスメールで使われるフォントは?
日本から英語でメールを送る方は、Centuryあたりを使っている方が多いのではないでしょうか?
Centuryはセリフ体フォントに属しているフォントですので、文字に装飾が付いています。
ところが、セリフ体フォントのように装飾が付いている文字の場合、読み手が文章を読むときに時間がかかると言われています。
そのため欧米を中心として、英語でメールを書く場合、とりわけビジネスでメールを作成するときには、セリフ体フォントは好まれない傾向にあり、サンセリフ体フォントを選択する人が多いようです。
特にメールの内容が長文になる場合には、読み手にストレスにならないようにサンセリフ体フォントを選択するようにしましょう。
外国人は実際にどんなフォントを使っているか?
僕が仕事上で受信したメールを調べてみると、最近は圧倒的にCalibriが多いことが分かりました。割合的には7割ほどのメールでCalibriが選択されていました。
ちなみにフォントのサイズは9~11に設定している人が多く、フォントのカラーはブルー系が多いようです。
その次に多いのがVerdana、Arialあたりになり、その他はセリフ体も含めていろいろなフォントが使用されています。
セリフ体を使う人はいるにはいますが、ごく少数の人しか利用していません。
まとめ
僕は個人的に一番読みやすいと思っているCalibriのフォントを使用しています。
たまに送る相手が高齢の方だと分かっている場合には、線が若干太めで字幅が広い、Verdanaを使用することもあります。
メールを作成するときのフォントは人によって様々だと思いますが、ビジネスで使ううえでは、あまり飾りがついていない、読みやすいフォントを選択するほうが無難だと思いますので、サンセリフ体のフォントから自分の好みのフォントを選ぶのがいいと思います。
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