以前、英語で海外の取引先へ添付ファイルを付けてメールを送るときや、添付ファイルを付け忘れてしまったときの英語表現に関する記事をご紹介しました。(英語で添付ファイルをご確認ください、添付し忘れたときは何ていう?ビジネス英語メール)
今回もメールの添付ファイルに関する話題をお届けしたいと思うのですが、海外から受け取ったメールに、添付ファイルが見当たらなかった場合に、相手にどうのようにメールで伝えたらいいのかについてご案内いたします。
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相手が添付ファイルを付け忘れていたときに使える英語表現・フレーズ
I’m afraid you forgot to attach the file on your email.
(添付ファイルを付け忘れているようなのですが・・・。)
I’m afraid that you didn’t attach the file. Would you send me it please?
(恐れ入りますが、添付ファイルを付けていないようです。添付ファイルを送っていただけますか?)
I can’t find the attached file, could you send me it please?
(添付ファイルが見当たりませんので、送っていただけますか?)
I cannot see any attachments. Please resend them.
(添付ファイルが何も見当たりません。再送してください。)
There is no attachment. Can you resend it?
(添付がありません。再送していただけますか?)
I received your email, but the attachment wasn’t included in your email. Would you kindly send the attachment again?
(あなたからのメールを受け取りましたが、添付が含まれていませんでした。もう一度添付を送っていただけますでしょうか?)
The attachment is missing from your email. Please send me it again.
(メールに添付が見当たりません。もう一度送ってください。)
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間違い・ミスを認めたがらないアメリカ人
今回は、相手側がうっかりと添付ファイルを付け忘れた場合に、それを指摘するメールの表現を話題に取り上げていますが、このような些細なミスだけでなく、もっと大きなミスに関しても、僕がこれまで海外と取引きを行ってきた中で、とりわけアメリカ人はミスや自分の非を認めたがらない傾向が強いと感じます。
もちろん、すべてのアメリカ人がそうだとは限りません。
しかし、多くのアメリカ人は表立ってミスを認めたがらず、謝罪の表現も日本人ほど使わないケースが多いように感じます。
これは日本とは違うアメリカ特有の文化的背景があると考えられます。
アメリカは日本では考えられないような些細なことが原因でも、訴訟まで発展してしまう訴訟社会です。
謝罪をすることは、100%自分の責任であるということを認めてしまうことになり、一方的に責任を負うことになってしまう文化です。
そのため、不要な責任を負わずに自分自身を守るためにも、普段からあまり謝らない習慣があります。
また、アメリカは実力・能力社会です。
常に競争を強いられる環境の中で、自信に溢れた態度を取り、自分の良い面をアピールする傾向がありますので、自分の悪いところは表に出さないようにしています。
逆に日本では何かミスをしてしまった場合などには、まずはすみません、と謝ることが多いと思います。
ミスをした側がすぐに謝罪をしなかったことで、トラブルが大きくなってしまうことも少なくありません。
ですので、日本の感覚でアメリカ人が何かミスをしたことに対して謝罪がないからといって感情的になってしまうと、向こうは個人的な攻撃を受けたととらえてしまい、取引きがうまくいかなくなってしまうこともあります。
まとめ
メールへの添付忘れを指摘した程度では大きな問題にはなりませんが、僕の会社の同僚が、アメリカの取引先がミスをしたことをちょっと強めに非難しただけで取引が破談になったことがありました。
あくまでビジネスですので、相手のミスに対してはあまり感情的になりすぎないよう、冷静に対処したいものですね。
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