年度が替わる時期である3月頃になると、異動・転勤の話が出て慌ただしなる方も多いのではないでしょうか。
異動・転勤にあたって、今まで取引きしていた海外企業の担当者などに異動や転勤の挨拶をメールで送る必要が出てくる方もいらっしゃるかと思います。
今回はそんな異動や転勤が決まった方が海外にその旨を伝えるための英文メールについて取り上げていきたいと思います。
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異動・転勤の挨拶メールで押さえておきたいポイント
異動や転勤をお知らせするメールに盛り込む内容としては、基本的に日本語のメールで異動の案内を出すときと同じようなポイントを押さえておけば大丈夫です。
押さえておくべきポイントは3つになります。
①異動・転勤の案内
②後任者の案内
③今までお世話になったことに対するお礼
異動・転勤をお知らせする基本フレーズ
異動・転勤を伝えるときに使う英単語は「transfer」という単語です。
これを受動態にして使います。
基本の形は、
となります。
これに、「〇日付けで」という、いつから異動になるのかを明確にする時間の表現である「as of」を付ければ異動・転勤を案内する文章が完成します。
I will be transferred to the sales department as of April 1st.
(4月1日付けで営業部へ異動になります)
I will be transferred to the Tohoku branch as of April 1st.
(4月1日付けで東北支店に転勤になります)
I will be transferred to our Tokyo headquarters as of April 1st.
(4月1日付けで東京本社へ異動になります)
丁寧な表現で異動・転勤の案内を出したい場合
上記表現でも異動や転勤することをお知らせすることはできますが、もっと丁寧に案内する場合には、「I would like to~」で文章を作れば良いでしょう。
I would like to inform you that I will be transferred to the sales department as of April 1st.
(4月1日付けで営業部に異動になりますことをお知らせいたします)
I would like to announce that I will be transferred to our Tokyo headquarters as of April 1st.
(4月1日付けで東京本社へ異動になりますことをご案内いたします)
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後任者を案内するフレーズ
自分自身が異動した後、誰が仕事を引き継ぐのかしっかりと相手に伝える必要があります。
「引き継ぐ」に関連するフレーズをいくつかご紹介します。
どの文章も、「鈴木が引き継ぎます」という文章になります。
今までお世話になったお礼を伝えるフレーズ
やはり最後は気持ちよくお別れするためにも、これまでのお礼をきちんと伝えるようにしましょう。
そしてお礼の後に、ちょっとした締めの一文を付け加えることで相手に好印象を与える文面になるかと思います。
お礼のフレーズ
Thank you very much for your support during the past 5 years.
(5年間に渡ってお世話になり本当にありがとうございました)
I appreciate for your great help.
(あなたに大変お世話になりましたことに感謝いたします)
I would like to thank you for your kind support for the last 3 years.
(この3年間親切にサポートしていただきましてありがとうございました)
締めの一文
I hope I will have the opportunity to work with you again.
(また一緒にお仕事ができる機会があればと思っております)
I hope that we can get together sometime later.
(またそのうちにご一緒できればと思っております)
まとめ
異動や転勤が決まると急にバタバタと忙しくなってしまい、目の前のことばかりに気を取られて海外の取引先のことは忘れてしまうかもしれません。
しかし距離は離れていても、やはり今までお世話になった方にはきちんと挨拶をしておきたいものですよね。
そんなときにここまでご紹介したフレーズを組み合わせて異動や転勤の連絡にご活用いただければと思います。
メールを送る相手と何か特別に印象に残ったことなどがあれば、そういったエピソードを加えてもいいかもしれませんね。
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