英語で「すぐに、今すぐ、至急」急ぎの表現の使い分け

急ぎの表現アイキャッチ

海外とビジネスをしていると、日本とは時間感覚が違うためにこちらが当初見込んでいたスケジュールよりも遅れが出ることがよくあります。

そんなケースでは、電話やメールで相手に催促をすると思いますが、日本語で「すぐに」、「急いで」と英語で伝える場合には、意外にいろいろな表現があって、相手にどう伝えたらいいのか迷ってしまうことがあるかもしれません。

英語では、相手に急いでほしいときに使う表現をきちんと理解して使い分けないと、さらにスケジュールが遅れてしまうという可能性もあります。

今回は英語で相手に時間的に「すぐに」、「急ぎで」といった内容を伝えたいときの英語フレーズをご紹介していきたいと思います。

また、これからご紹介するフレーズは相手に急いでほしい場合だけではなく、逆にこちらから「早く〇〇します、まもなく〇〇します」という内容を伝える際にも使えますので参考にしていただければ幸いです。


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急ぎの表現挿入

まだ時間的に余裕がある場合

soon すぐ、早めに、まもなく、そのうち

「すぐに」というニュアンスを伝えようとするときに、この「soon」を使う方は結構多いと思います。

「soon」は時間的にまだ余裕があるような場合に使われる表現になるので、本当にすぐにどうにかしてほしいようなときには使わないようにしましょう。

たまに新商品が出るときなど「coming soon」というフレーズを見たことはありませんか?

この表現を使っているときは、今すぐに新しい商品が発売になるわけではないですよね。

shortly まもなく、じきに

時間に余裕があり、近い将来を表したいときに使いますが、緊急的な要素はあまりありません。

この「shortly」は海外から受け取るメールでよく使われています。

I will send you a price list shortly.

(じきに価格表を送ります)

比較的時間に余裕がある場合

as soon as possible できるだけ早く

若干時間的な余裕があるが、急いでいる場合に使うフレーズがこちら。

よくASAPと略して使われますが、僕の経験上、この表現を使って催促をしても、その後1・2回ほど再度催促が必要になるケースが多いような気がします。

quickly 速く、すばやく、急いで

こちらも若干余裕があるけれども、できるだけ急いでほしいときに使うフレーズになります。

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時間に余裕がなく、本当に早くしてほしい場合

immediately ただちに、早速

若干きつめのニュアンスになり、命令形でも使われますので、使う際には注意が必要になります。

Please ship the item immediately. I have already requested you many times about the matter.

(その商品をただちに出荷してください。この件につきましてはもう何度もあなたにお願いしています)

right now / right away 今すぐ、ただちに

時間がなく、とにかく早くしてほしい場合に使われる表現になります。

Please check it right now.

(今すぐにそれを確認してください)

I will do it right away.

(ただちにそれをやります)

まとめ

僕は海外との取引きに慣れるまでは、急ぎの用件を伝えるときには「soon」をよく使っていました。

思った以上に時間がかかることが多く、何度もヤキモキしました。

今では、海外では日本よりも時間感覚がゆっくりとしていることを見越して仕事のスケジュールを組むこと、そして緊急度合いに応じたフレーズで催促するようになってからはうまく案件を進められるようになりました。

今回は「急ぎの表現」についてご紹介しましたが、毎回急ぎの催促ばかりしていると煙たがられてしまいますのでご注意を。

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