みなさんは英語で数字を表すときに「10K」や「10M」といった数字に大文字のアルファベットが付いているのをご覧になったことはないでしょうか?
今回はビジネスの現場では度々目にすることが多い、英語での数字の表し方である「K」や「M」についてお届けしていきたいと思います。
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大きな数字を表すのに便利な「K」や「M」
英語に限らず、数字の桁数が増えてくるにつれて、数字を書くのも読むのも何かと大変になってきます。
日本語では大きい数字を表すときには千、万、億、兆といった具合に漢字を用いて数字を表すことができます。
これと同じように、英語では大きな桁の数字を表すときに、「K」や「M」のアルファベットが用いられることがあります。
「K」や「M」はいくつの数字を表す?
英語で数字を表現するときの「K」は、数字の1,000(thousand)を表します。
例えば、$45Kという表記があった場合には、4,500ドルのことを意味しています。
「K」は「kilo(キロ)」の略で、Kが使用されているときには、ゼロを3つ足した数字、つまり1,000をかけた数字にすれば実際の数字となります。
続いて「M」は、数字の1,000,000(million)を表します。
「M」は「million」の略で、Mが使用されているときにはゼロを6つ足した数字、つまり1,000,000をかけた数字にすればOKです。
以下、日常で大きな数字を英語で表すときに使われる、英語のアルファベットをまとめてみます。
・K(キロ)= 1,000 = thousand = 千
・M(メガ)= 1,000,000 = million = 百万
・G(ギガ)= 1,000,000,000 = billion = 十億
・T(テラ)= 1,000,000,000,000 = trillion = 一兆
このように、どのアルファベットがいくつの数字を意味するのか一度覚えてしまえば、大きな数字を書くときにゼロをたくさん書かずに済んで楽ですし、アルファベットを含んだ数字が出てきてもすぐに数字を読んで把握することができると思います。
Instagram(インスタグラム)のフォロワー数表示にも使用されている
2017年のユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞にも選ばれた「インスタ映え」に代表されるように、最近は何かとインスタグラムが話題になることが多いかと思います。
実は、この身近になったインスタグラムの英語版でも、数字のアルファベットである「K」や「M」が使われているのです。
英語版では、非常にフォロワー数が多いときにこの「K」や「M」が使われています。
例えば、スペインのレアルマドリードで活躍する、ポルトガル人のプロサッカー選手であるクリスティアーノ・ロナウドの場合には、フォロワー数は「119M」となっています。
これは1億1900万人のフォロワーがいることになり、日本の総人口数に近いフォロワー数となっています。
女性で世界的に有名な人物では、テイラー・スウィフトのフォロワー数は「106M」で1億600万人のフォロワー数を誇っています。
まとめ
海外との取引きでは、書類やメールの文面上で数字を表すときに、この「K」や「M」が非常によく出てきます。
一度頭に入れてしまえば、今後必ず役に立ちますので、知らなかったとい方はこの際にぜひ覚えてみてください!
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