ちょっと一息入れたいときにスターバックスでお茶をするという人は多いと思います。
ところが、日本ではよくスタバに入るけど、海外旅行に行ったときには英語に自信がないからスタバに入るのを諦める、という日本人が多いと聞きます。
確かに、スタバでは色々とドリンクをカスタマイズできるので、英語での注文は難易度が高いと思いがちです。
しかし、海外のスタバでも、基本的なオーダーの流れや英語のフレーズさえ分かっていればドリンクを注文することができます。
今回は、英語に自信がない人でも、海外のスタバでおいしいドリンクを楽しめるように、英語での注文方法、英語フレーズを紹介いたします。
海外のスタバでの注文方法【基本フレーズ】
●ステップ1:何を注文したいか聞かれる
まず、お店のカウンターで店員に聞かれるのが、
What can I get for you?
「何になさいますか?」
What would you like?
「何にいたしますか?」
What can I make for you?
「何をお作りしましょうか?」
といった表現です。
●ステップ2:飲みたいものをオーダーする
次は、こちらが飲みたいドリンクをオーダーする番です。
オーダー時の英語フレーズは4パターンです。
I’d like ~.
「~が欲しいです」
I’ll have ~.
「~をお願いします」
Can I get ~?
「~をいただけますか?」
Can I have ~?
「~をいただけますか?」
これらのフレーズは、スタバだけに限らず、レストランなどでも使えるので、ぜひ覚えておきましょう。
「~」の部分には飲みたいドリンクの詳細が入りますが、注文時には以下の4点を順番に英文に入れてオーダーします。
①個数
②サイズ
③アイス(iced)かどうか
④ドリンクの名前
ホット(hot)のドリンクを頼みたい場合には、特にホットと伝えなくても大丈夫でしょう。
オーダー時の文例
I’d like a grande latte.
「グランデサイズのラテが欲しいです」
I’ll have a tall iced latte.
「トールサイズのアイスラテをお願いします」
Can I get a venti mocha frappuccino?
「ベンティサイズのモカフラペチーノをいただけますか?」
Can I have a grande caramel macchiato?
「グランデサイズのキャラメルマキアートをいただけますか?」
●ステップ3:名前を聞かれる
日本ならばドリンクを頼み終わったらお会計となり、ドリンクの完成を待つだけですが、海外ではお会計前に名前を聞かれます。
これは、商品の渡し間違えを防ぐためのようです。
What’s your name?
「お名前は何ですか?」
Can I have your name?
「お名前を伺ってもいいですか?」
●ステップ4:自分の名前を答える
My name is Ken, K-E-N.
「私の名前はケン、ケー、イー、エヌです」
I’m Ken, K-E-N.
「私はケン、ケー、イー、エヌです」
海外の人にとって日本人の名前は発音しにくく、店員はスペルを間違える可能性が高いです。
名前を伝えるときに、スペルも合わせて教えてあげたほうがいいと思います。
場合によっては本名を伝えるよりも、ニックネームや相手が分かりやすいような偽名を使ってしまう奥の手もあります。
●ステップ5:店内で飲むかテイクアウトか確認する
店員から、店内で飲むのか、持ち帰りなのか確認されるケースもあります。
「店内かお持ち帰りどっちですか?」
店員に対する答え
For here.
「ここで飲みます」
To go.
Take out.
「持ち帰ります」
●ステップ6:お会計
最後に店員が合計金額を伝えてきます。
That’ll be $5.20.
「合計で5ドル20セントです」
The total is $6.35.
「合計で6ドル35セントです」
後はお金を支払ってドリンクを待ちましょう。
ドリンクをカスタマイズするときの英語表現
スタバと言えば、ドリンクを自分の好みにカスタマイズできるのが魅力です。
カスタマイズの際には、先ほどのオーダー時の基本フレーズにちょっと言葉を足すだけなので、それほど難しくはありません。
カスタマイズしたいときは、”with 〇〇”を使う
「トールサイズのラテを豆乳でいただけますか?」
海外のスタバのドリンクサイズ
先に、スタバのドリンクサイズについて表にまとめてみました。
サイズ名 | oz | ml |
【Short(ショート)】 | 8oz | 240ml |
Tall(トール) | 12oz | 350ml |
Grande(グランデ) | 16oz | 470ml |
Venti(ベンティ) | 20oz | 590ml |
【Trenta(トレンタ)】 | 31oz | 916ml |
海外のスタバでは、メニューに載っているサイズが日本と異なります。
メニューにあるサイズは、多くの国で3種類。
Tall/Grande/Ventiの3つです。
日本でなじみのあるShortは、全く取り扱っていないわけではなく、ホットのドリンクで扱っています。
メニューには表立って載せていないだけですね。
メニューに載っていないサイズとして、もう1つ、Trenta(トレンタ)というサイズもあります。
海外のスタバの楽しみ方【ご当地マグを探してみよう】
スタバファンの中には、ドリンクだけにとどまらず、スタバのアイテムにまで興味を持っている方が多いようです。
僕は海外に行ったときにはよくスタバに行くのですが、各都市、地域限定デザインのマグカップをチェックするのを楽しみにしています。
上の写真のマグカップは、アメリカのテキサスに出張で行ったときに購入したもの。
こちらはタンブラーですが、ロシアのサンクトペテルブルクで購入しました。
日本では見られないようなデザインのアイテムがあるので、ついつい欲しくなってしまいます。
みなさんも海外のスタバに入ったら、ぜひ素敵なデザインのマグカップを探してみてください。
まとめ
今回ご紹介した表現を使えば、海外のスタバでもおいしい一杯が飲めるはずです。
あまり緊張せず、要点をおさえてどんなドリンクが欲しいのか伝えれば大丈夫です。
海外のスタバには、雰囲気がいいお店がたくさんありますので、ドリンクをオーダーして楽しんでみてくださいね。
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