僕は現在商社に勤めており、多い時には月に数回海外出張に出かけています。
また、最近は長期で海外出張に行くこともあり、1ヶ月以上現地に滞在する場合もあります。
そんな海外出張に出かける機会が多い僕にとって欠かせないものが、荷物を入れて持ち運ぶためのスーツケース。
このスーツケースですが、いざ購入しようとすると、どのブランドのどんな商品を買えばいいのか迷ってしまう方が多いのではないでしょうか?
今回の記事では、数多くの出張をこなす中で僕が見つけた、中長期の海外出張や海外旅行におすすめのスーツケースをご紹介いたします。
海外出張・海外旅行おすすめスーツケースはサンコー(SUNCO)
海外に出かける時に便利なスーツケースですが、大きさや価格、ブランドに至るまで、実に多くの選択肢があります。
中には迷った挙句、とりあえず名前が知られている有名ブランドのスーツケースを購入する方もいるかもしれません。
高級ブランドのスーツケースをおすすめしない理由
有名で人気があるスーツケースをあげると、
リモワ(RIMOWA)
サムソナイト(SAMSONITE)
トゥミ(TUMI)
ゼロハリバートン(ZERO HALLIBURTON)
といったところでしょうか?
有名な高級ブランドのスーツケースは、確かにデザインが素敵でカッコいいですよね。
しかし、以下の動画をご覧ください。
海外の空港では、スーツケースが雑に扱われることが多いのが実情です。
せっかく何十万も払って高いスーツケースを買ったのに、空港職員に投げられて壊れたりしたら気分が悪くなりますよね。
スーツケースは雑に扱われるがゆえに、傷がつくもの、壊れる可能性があることを念頭に入れておいたほうがいいでしょう。
高価なものを壊されたくないという方には、高級ブランドのスーツケースはおすすめしません。
軽さとコスパ最強「サンコー(SUNCO)スーパーライトMG」
僕がスーツケースを探していた時の条件は、1週間以上の滞在で使える80リットル程度のサイズで、開閉が楽なフレームタイプ。
最初は有名ブランドのスーツケースの購入も検討していました。
色んなブランドの実物を見てみたりしましたが、気になった点が、意外に重いと感じるスーツケースが多かったこと。
僕が求めていた条件ですと、どの有名ブランドも6kg~8kgの重量がありました。
そして、ブランドよりも軽さを重視して探したところ見つけたのが、
サンコー鞄(SUNCO)の「SUPER LIGHTS(スーパーライト)MG」というスーツケースです。
このスーパーライトMGをお店で手に持った瞬間、その軽さに驚かされました。
重量は約3.8kg。
圧倒的に軽いうえ、価格は3万円ほどとコスパも良く、高級ブランド品とは数字が一桁違いました。
購入当時は「壊れたら新しいものを買えばいいや」ぐらいの軽い気持ちで購入したところ、これまで大きな傷も付かずに5年が経過しました。
今では仕事とプライベートの両方で、大事な旅の相棒になっています。
サンコー鞄(SUNCO)とは?
サンコー鞄は優れた製品を数多く出しているのにも関わらず、日本では海外の有名ブランドの陰に隠れてしまい、意外に知られていない印象を受けます。
ここではサンコー鞄と、サンコーのスーツケースの特徴をご紹介したいと思います。
サンコー鞄の歴史
サンコー鞄は1893(明治26)年に創業した、100年以上に渡って旅行鞄を作り続けてきた老舗企業です。
4輪キャスター付スーツケースの開発や、日本初となるキャリーバー(プルハンドル)搭載モデルの発売、同じく日本初のTSAロック搭載モデルの発売など、今の代表的なスーツケースの原形を作り上げたメーカーです。
サンコー(SUNCO)のスーツケースの特徴
サンコースーツケースの特徴的な優れた機能をご紹介します。
OKOBANシステム
ロストバゲージの際などに荷物が発見されやすくなる遺失物追跡サービスです。
あらかじめ製品に付属してあるシリアルコードをWEBで登録しておくことで、荷物の追跡ができます。
浮かしばり
従来のスーツケースの内装は、硬い樹脂の本体に布を接着剤で貼りつけるものでした。
しかしサンコー鞄では接着剤の使用をやめ、本体ふちのフレーム部分に布の端を縫込んだ「浮かしばり」という工法を考案。
これにより、環境にも人体にも優しいスーツケースを作ることが可能になりました。
自己治癒塗装のスーツケース
細かな傷を瞬時に修復してしまう特殊なコーティングを施したスーツケースを開発。
製品をきれいに長く使いたいという日本人の性格をとらえたスーツケースとして注目を浴びています。
抗菌ハンドル
2017年に、ハンドル素材に抗菌樹脂を練りこんだ「抗菌ハンドル」スーツケースを日本で初めて発売。
不特定多数の人が触れてもハンドル表面の雑菌繁殖をおさえるので、清潔で安心な旅ができます。
これらの機能がすべてのモデルに搭載されているわけではありませんが、サンコー鞄は他のメーカーに先駆けてスーツケースの付加価値を高めようという企業努力を続けています。
サンコー「SUPER LIGHTS(スーパーライト)MG」レビュー【商社マンおすすめ】
僕が実際に愛用しているサンコー鞄のスーパーライトMGについて画像付きでレビューしていきます。
所有しているスーパーライトMGのスペック
モデル | SMGE-63 |
サイズ | 本体 63x45x31cm 全体 68x48x31cm |
容量 | 76L |
重量 | 3.8kg |
素材 | ポリカーボネート(HT Polyca) |
スーパーライトMGの外観レビュー
スーパーライトMGは、サンコーのフラッグシップモデルである「極軽(ゴクカル)」シリーズの商品です。
最大の特徴は何と言っても、圧倒的な軽さ。
軽さの秘密は、マグネシウム合金を使ったフレームです。
マグネシウム合金は航空機の部品にも使用されており、高い剛性を持ちながらも、実用金属の中で最も軽い素材として知られています。
錠前はアメリカ・カナダに行っても安心な「TSAロック」が採用されています。
ロック部分は非常に精巧に作られており、開閉がスムーズでストレスを感じない点も気に入っています。
なお、カギは2つ付いてきます。
キャリーバー(ハンドル)の伸縮は3段階です。
伸縮時の動きは滑らかで、引っかかるようなことは一切ありません。
スーツケースの軽さと同様に驚かされたのが、キャスターの性能の高さです。
スーツケース内部に大量の荷物を詰め込んで重量が増えた時でも、重さを感じることなく軽々とスーツケースを運べます。
スーパーライトMGでは走行性に定評があるHINOMOTO製の50mm大径タイヤが採用されているうえ、車軸部分にオイルを封入することで耐久性が高められているそうです。
僕が購入したモデルは、傷が消えてしまう自己治癒塗装が施されていませんが、傷が目立たないエンボス加工となっています。
これまで何度となくこのスーツケースで海外に行っていますが、本当に傷が目立たず、きれいな状態を保っています。
スーパーライトMGの内装レビュー
スーツケースを開くと、両荷室ともに取り外し可能な内装幕が付いています。
内装幕の四隅にはフックが付いており、簡単に取り外し可能。
片側の内装幕には小物が入れられるファスナー付きメッシュポケットが2つあります。
内装幕を取り外すと、両荷室ともに荷物を押さえるためのクロスベルトがあります。
クロスベルトは長さ調整が可能なので、荷物をたくさん入れた時にも荷物を押さえつけられるので便利です。
荷室は左右ともに15~16cmほどの深さがありますので、思った以上にたくさんの荷物が入ります。
以上、スーパーライトMGの外観と内装に分けて解説いたしました。
まとめ
今回は、中長期で海外に出かける際に最適なサンコーのスーツケース「スーパーライトMG」について詳しくご紹介しました。
スーパーライトMGのように軽量なスーツケースにすれば、荷物が多くても航空会社の重量制限をそれほど気にすることがなくなり安心です。
サンコー鞄のスーパーライトMGは、高性能ながらも価格が抑えられているため、一度スーパーライトMGを使ったことがある人はリピートする人が多いと言われています。
ブランド名よりも実用的で使い勝手がいいスーツケースを探している方にぜひおすすめしたいスーツケースです。
なお、僕が所有しているモデルは、まだAmazonで販売されていますが、現在後継モデルのスーパーライトMGも販売されています。
後継モデルは抗菌ハンドルが採用されており、さらに進化していますので、こちらも合わせてチェックしてみてください。
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スーツケースは、金額的にもサイズ的にも大きな買い物になります。
海外には滅多に行かない方もいるでしょうし、自宅にスーツケースを保管するためのスペースがないという方もいるかもしれません。
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今回ご紹介したサンコーのスーツケースはもちろんのこと、リモワやゼロハリバートンといったブランドのスーツケースも借りられます。
どこのスーツケースを買おうか迷っている方は、スーツケースのレンタルサービスで色々なブランドのものを借りてみて、一番気に入ったものを購入するというのも有りかもしれませんね。
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