以前、英語での数字の読み方に関する記事をご紹介しました。(『【4桁・桁が大きい数字】英語の数字の読み方・書き方のポイント』)
今回の記事も数字つながりでいきたいと思います。
みなさんは小数や分数を英語で正しく読むことはできますか?
小数は読める方が多いことと思いますが、分数はいかがでしょうか?
分数は意外と読めそうで読めない方が多いかもしれません。
今回は小数と分数に的を絞ってご案内していきたいと思います。
スポンサーリンク
英語での小数の読み方
まず、「小数」のことを英単語では「decimal fraction」といいます。
さて、続いては小数の読み方についてですが、小数点「 . 」は、「point」と読みます。
小数点以下の数字は1桁ずつ区切って読みましょう。
例えば、「5.73」という小数を英語で読むときには以下のようになります。
→ five point seven three
これを、five point seventy-three と読まないように気をつけてくださいね。
以下、いくつか例をあげたいと思います。
・2.18 → two point one eight
・34.39 → thirty-four point three nine
・722.06 → seven hundred and twenty-two point zero six
小数の読み方はそれほど難しくないですね。
英語での分数の読み方
「分数」のことを英単語では「fraction」または「vulgar fraction」といいます。
英語で分数を読むときには、「分子(基数)→ 分母(序数)」の順番で読みます。
日本語では分母から先に読みますので、日本とは順番が逆になります。
ここで、英語での「基数」とは、one・two・three …..といった数字を表します。
一方で「序数」は、first・second・third …..という数字を表します。
英語では分子と分母で用いる数字の種類を変えることで分数を表現するのだということを覚えておくと、より分数を読みやすくなるかと思います。
しかし英語には例外があり、「1/2」を「a half」、「1/4」は「a quarter」といったように読まれますのでご注意ください。
以下、いくつか分数の読み方の例をご紹介します。
・1/2→ a half / one half
・1/3→ a third / one third
・2/3→ two thirds ※複数形になるので注意。1/3が2つと考えると分かりやすい。
・1/4→ a quarter / one quarter
・3/5→ three fifths
英語での帯分数の読み方
分数には、1 2/5(1と5分の2)というように、帯分数も存在します。
「帯分数」のことを英単語では「mixed fraction」といいます。
英語での帯分数の読み方は、1 2/5を例にすると、以下のようになります。
→ one and two fifths
andでつなぐだけですので簡単ですね。
「over」を使って分数を読む方法
英語で分数を読む方法は、これまでにご紹介した方法以外にも、「over」を用いて表現することもできます。
・3/5→ three over five
・5/8→ five over eight
この場合は、「基数 + over + 基数」で分数を読みます。
まとめ
日本では日常生活の中でそれほど分数を使う機会はないかと思いますが、英語、特にアメリカでは、サイズをインチで表示するときによく分数が使われています。
日本ではセンチが使われていますので、分数+インチですと全くサイズ感覚がつかめないので困ってしまいますよね。
ビジネスの現場では何かといろいろな数字が出てきますので、小数や分数も合わせて英語で言えるようにしておくと、いざというときに役に立つかもしれません。
スポンサーリンク