アメリカの現地時間、2018年3月4日にアメリカ映画業界最高の栄誉とされている第90回アカデミー賞授賞式が行われ、日本人の辻一弘さんがメーキャップ&ヘアスタイリング賞に輝き、話題になりました。
日本人の受賞以外に、この授賞式において大きな話題となったのが、「Time’s Up(もう終わりにしよう)」運動です。
この運動は、2017年にアメリカ映画界の大物プロデューサーによるセクハラが明るみに出たことによって広がった、セクハラ撲滅運動の一環です。
2018年のアカデミー賞授賞式では、多くの俳優たちが「Time’s Up」と書かれたバッヂを服に付けて会場に現れ、セクハラ撲滅を訴えました。
今回の記事では、今回話題となった英語の「終わり」に関する表現に着目してみたいと思います。
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Time’s Upの意味は?
「Time’s Up」は、「Time is up.」の「is」を省略したものになります。
日本語では「時間切れ」「もう終わり」「そこまで」といった意味になります。
英語圏では試験などで終了時に「そこまで!」という意味で使われることが多いフレーズになります。
冒頭のハリウッドの場合には、今まで黙殺され、明るみにされなかったセクハラ問題に対して、「見て見ぬふりをするのは終わりにしよう」というメッセージが込められています。
「終わりにしましょう」の英語フレーズ
何か作業をしていたり、ミーティングをしていて、そろそろ終わりにしたい場面で使える英語フレーズをご紹介します。
Let’s call it a day.
(今日はここで終わりにしましょう)
Let’s close this meeting.
(このミーティングを終わりにしましょう)
Let’s wrap it up.
(そろそろ終わりにしましょう)
「そろそろ時間ですね」の英語フレーズ
よくオンライン英会話のレッスンで講師が最後に言うフレーズで「そろそろ終わりですね、そろそろ時間ですね」という内容を伝えるフレーズを集めました。
It’s about time.
(そろそろ時間ですね)
It’s almost time.
(そろそろ時間ですね)
We’re almost out of time.
(ほとんど時間がありません)
Time is almost up.
(もう終わりですね)
Time is nearly up.
(もう時間がありません)
There is no time.
(時間がありません)
We don’t have enough time.
(十分な時間がありません)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
身近にある英語に関する話題を題材として、いろいろとボキャブラリーを増やせるチャンスはたくさんあります。
日頃から何か面白い英語表現を身につけられるチャンスがないかアンテナを張っていると、英語力が高まるスピードもアップしますよ。
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