先日出張でアメリカに行ったときに、同じ飛行機に乗っていた日本人男性2人が、ロサンゼルスの空港で入国審査時に別室へ連れていかれる場面を目撃しました。
日本人の僕の目からすると、特に怪しい雰囲気ではなかったのですが、審査官の英語での質問に対して全く答えられなかったために連行されているようでした。
今回は海外旅行に行ったときに、入国審査で慌てなくても済むような、入国審査でよく聞かれるような質問と、その答え方に関する英語表現・フレーズをご紹介していきたいと思います。
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滞在目的を聞かれるとき【入国審査の英語】
What’s the purpose of your visit?
(訪問の目的は何ですか?)
→Sightseeing.
(観光です)
The purpose of my visit is sightseeing.
(訪問目的は観光です)
単語だけで答えても問題ありませんが、2つ目の答え方のように丁寧に答えてもいいと思います。
その他、Business、Exhibition(展示会)、Studyなどの自分の目的にあった答え方があります。
その他、滞在目的を聞かれる質問としては、
Are you here for business or vacation?
(ここに来たのはビジネス、それとも休暇が目的ですか?)
など、審査官側が質問にいくつか選択肢を入れてくる場合も想定できます。
滞在期間を聞かれるとき【入国審査の英語】
How long will you stay in this country?
(この国にはどれくらい滞在しますか?)
→For one week.
(一週間です)
I will stay in this country for one week.
(この国には一週間滞在します)
その他の滞在期間を聞かれる質問
How long will you be staying in the United States?
(アメリカにはどれくらい滞在しますか?)
How long are you staying in the United States?
(アメリカにはどれくらい滞在しますか?)
How long do you intend to stay in this country?
(この国にはどれくらい滞在するつもりですか?)
How many days are you staying in this country?
(この国には何日滞在しますか?)
How~で滞在期間を聞かれるパターンはいくつかありますので、答える際には無理にフルセンテンスで答えようとはせず、For three days. など、For + 滞在期間で短く答える準備をしておけばいいかと思います。
また、
When are you going back to Japan?
(日本へはいつ戻りますか?)
といったように、Whenで質問される場合もあります。
そのときは、Five days later. など、滞在期間 + laterで答えるようにしましょう。
滞在先を聞かれるとき【入国審査の英語】
Where are you going to stay?
(どこに滞在しますか?)
→At New York Hotel.
(ニューヨークホテルです)
I’m going to stay at New York Hotel.
(ニューヨークホテルに滞在します)
その他の滞在先を聞かれる質問
Where are you staying?
(どこに滞在しますか?)
Have you booked any accommodation?
(宿泊先は予約してありますか?)
→Yes, I have booked New York Hotel.
(はい、ニューヨークホテルを予約してあります。)
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初めて来たのか聞かれるとき【入国審査の英語】
Is this your first visit to the United States?
(アメリカへ来るのは初めてですか?)
→Yes, it’s my first visit. または、Yes, it’s my first time.
No, it isn’t. It’s my second visit.
(はい、初めてです/いいえ、2回目です)
その他の初めて来たのか聞かれる質問
Have you ever been to the United States?
(今までにアメリカを訪れたことはありますか?)
→No, it’s my first time.
(いいえ、初めてです)
Yes, I have been to the United States.
(はい、訪れたことがあります)
帰りのチケットを持っているか聞かれるとき【入国審査の英語】
Do you have a return ticket?
(帰りのチケットは持っていますか?)
→Yes, I have. Here you are.
(はい、持っています。どうぞこちらです)
近年ではビザを持たずに入国する場合には、帰りの飛行機のチケットを持っていることが入国の条件としている国が増えています。
チケットについて聞かれた場合には、帰国の便が予約済みであることを客観的に証明できるものを提示するようにしましょう。
審査官に手渡すときには、Here you are.(どうぞ)という言葉を忘れずに。
職業について聞かれるとき【入国審査の英語】
What is your occupation?
(職業は何ですか?)
→I’m an office worker.
(事務員です。)
その他答えとしては、an engineer や a sales person など、自分の職業が英語で何て言うのか事前に確認しておけば安心ですね。
その他の職業について聞かれる質問
まとめ
入国審査で引っかかってしまうと、荷物をチェックされたり、非常に時間を取られるケースが多いようです。
特に乗り継ぎがある場合などは余計な時間を取られないようにするためにも、スムーズに入国審査を済ませたいものですよね。
入国審査時に質問される項目はある程度決まっていますので、完璧に答えられなくとも、端的に答えられる準備をしてから海外に行かれることをおすすめいたします。
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