僕がアメリカに出張に行くときには、いつもフライト時間が長いうえに日本との時差が大きくてつらい思いをしています。
アメリカの時間についてですが、実はアメリカ本土だけでも4つの時間が存在することをご存知でしたでしょうか?
今回は、意外に知っているようで知らない方が多い、アメリカにおける「タイムゾーン」についてお話をしたいと思います。
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アメリカ本土の4つのタイムゾーン
アメリカは国土が大変広いので、アメリカ国内でも時差があり、本土には4つのタイムゾーンが存在しています。
アメリカ本土のタイムゾーンを東からご紹介すると以下のようになります。
東部時間(EST Eastern Standard Time、グリニッジ標準-5時間、日本との時差-14時間)
主な都市:ニューヨーク、ボストン、ワシントン、マイアミ、デトロイト、アトランタ
中部時間(CST Central Standard Time、グリニッジ標準-6時間、日本との時差-15時間)
主な都市:シカゴ、セントルイス、ダラス、ヒューストン、ニューオリンズ
山岳部時間(MST Mountain Standard Time、グリニッジ標準-7時間、日本との時差-16時間)
主な都市:デンバー、ソルトレークシティ、フェニックス
太平洋時間(PST Pacific Standard Time、グリニッジ標準-8時間、日本との時差-17時間)
主な都市:ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、ラスベガス
このように、アメリカの東海岸と西海岸では3時間の時差があります。
また、日本との時差は14~17時間となります。
アメリカのタイムゾーンに関する地図は以下のようになります。
タイムゾーンの境界線と、各州の境界線は必ず一致しているわけではなく、テネシー州のように州の真ん中あたりでタイムゾーンが分かれていることもあれば、テキサス州などのように、州の端の一部分だけが別のタイムゾーンに含まれることもあります。
本土以外の2つのタイムゾーン
アメリカには本土以外にもアラスカ州とハワイ州の2つの州があり、それぞれ別々のタイムゾーンになります。
アラスカ時間(グリニッジ標準-9時間、日本との時差-18時間)
ハワイ・アリューシャン時間(グリニッジ標準-10時間、日本との時差-19時間)
まとめ
アメリカには全部で、東部・中部・山岳部・太平洋・アラスカ・ハワイの合計6つものタイムゾーンが存在しています。
タイムゾーンがいくつも存在するうえ、アメリカではサマータイムも実施されていますので、ビジネスでアメリカに行く場合には時間に要注意ですね。
(サマータイムについては別記事を書いています。こちらの記事もご覧ください。)
僕もたまにマイアミ→ヒューストン→ロサンゼルスのように、3つのタイムゾーンをまたいで出張することがありますが、だいぶ時間感覚が狂ってしまうことがあります。
それに比べて日本はどこへ行っても同一の時間ですから、移動が楽でいいですよね。
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