アメリカESTA申請方法や有効期限は?ハワイでもESTAが必要

ESTAアイキャッチ

今回はアメリカに短期滞在目的で行くときに必ず必要となってくる、 ESTA についての話題をお届けします。


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そもそもESTAとは?

ESTA(エスタ)とは、「Electronic System for Travel Authorization」の略で、ビザ免除プログラム(VWP、VISA Waiver Program)対象国から航空機または船舶でアメリカに入国するか、通過する人に対して、アメリカへの渡航前に、アメリカ出入国カードをオンライン申請することを義務付けたものです。

日本語では「電子渡航認証システム」と呼ばれています。

アメリカに入ってくる渡航者の中に、危険人物がいないかどうか事前に把握するためにアメリカ政府が導入したシステムになります。

ESTAはアメリカに観光目的または商用目的で訪れる人が、ビザなしで90日まで滞在することができます。

90日以上の長期間に渡ってアメリカに滞在する場合には、滞在目的に応じたビザを取得する必要があります。

ESTAの利用が可能なビザ免除プログラム対象国には、アジアでは日本をはじめ、韓国・台湾が、ヨーロッパではフランス・ドイツ・イタリアといった多くの国が対象国となっていて、現在このプログラムの対象国は36か国となっています。

このビザ免除プログラムの対象国となっていない国の国籍を持つ者は、短期滞在目的であってもアメリカ入国にはビザの申請が必須となります。

ESTAの申請方法

ESTAの申請はオンラインでの受付のみとなっており、「アメリカ合衆国税関・国境警備局」のウェブサイトから申請できるようになっています。

ウェブサイトはこちら

①必要事項入力 → 送信

申請者自身の氏名などのプロフィールや、パスポートの情報、自分の両親の名前、連絡先情報、勤務先情報、アメリカでの滞在先、アンケートへの入力などを行い、送信します。

②支払い

申請に必要な費用は「14ドル」です。

支払いにはクレジットカードが必要になります。

以前は無料だったのですが、2010年9月から有料になりました。

申請料の支払いに関して、申請者とクレジットカードの名義人の名前が異なる場合でも支払いは可能となります。

③申請結果の確認

申請を出したらオンライン上で申請結果の確認を行います。

許可が出るまでは最大で72時間かかります。

申請を行ってからオンラインの確認画面上には、「認証」・「保留」・「拒否」の3種類の進捗状況が表示されるようになっています。

ESTAの有効期限

ESTAの有効期限は「2年間」となります。

有効期限内であれば、何度でも利用できますので、アメリカに行く度に申請を行う必要はありません。

ただし、ESTAの有効期限が残っていたとしても、先にパスポートの有効期限が来てしまう場合には注意が必要です。

ESTAはパスポート情報に基づいて申請を行うため、パスポートを新たに更新した場合にはたとえESTAの期限が残っていても、再度ESTAの申請を行わなければいけません。

カナダでも電子渡航認証が必要

アメリカのお隣の国、カナダでも入国前に電子渡航認証の取得が義務付けられています。

カナダ版はeTA(Electronic Travel Authorizations)と呼ばれ、2016年3月15日から制度がスタートしました。

有効期限はアメリカよりも長く5年間、費用は7カナダドルとなり、アメリカ版と同じように申請を行います。

まとめ

アメリカに行く前にはESTAの取得をしなければいけませんが、申請自体は日本語でできるので問題なくできるかと思います。

アメリカに行くことが決まった場合には早めに申請を行っておきたいものですよね。

ESTA制度を導入していても、アメリカ入国時に空港で入国審査があり、毎回非常に時間がかかるのだけは勘弁してほしいものです・・・。


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