僕が貿易関係の商社の仕事へ転職してから半年が経過し、ようやく日常業務を問題なくこなせるようになってきた頃、早くも海外出張へ行けるチャンスが巡ってきました。
今回は僕が初めて海外出張へ出かけ、経験したことを記事にしていきたいと思います。
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初めての海外出張ーラスベガス
転職後、初めは慣れない環境の中でいろいろ苦労もしましたが、社内で周囲の方の助けもあり、徐々に仕事にも慣れ、日常業務をこなすうえで自信もついてきた頃に、社長から海外出張に行ってほしいと告げられました。
出張先はアメリカのラスベガス。
出張の目的はラスベガスで開かれる展示会への参加です。日程は3泊5日。
初めての海外出張でしたので、もう一人の担当者と一緒にラスベガスに行くことになりました。
ラスベガスといえばやはりカジノ。観光地としてのイメージしかなかったので、行き先を告げられたときに最初は少しびっくりしましたが、僕は仕事で行きますし、何より初めての海外出張ということで気を引き締めて展示会・海外出張にのぞみました。
ラスベガスへ
成田からアメリカン航空の飛行機に乗り、ロサンゼルスで乗り換え、飛行機に揺られること約13時間、ようやく現地時間の昼過ぎ頃にラスベガスに到着しました。
日本にはない、湿気が全くないカラっとした空気と、映画で観たままの夜の街中のネオンを見ると、仕事で来たのにも関わらず、思わずテンションが上がってしまいました。
展示会
展示会の会場は、ラスベガスのメインストリートからはだいぶ離れたところにある、ラスベガス・コンベンションセンターというところで、出展企業数は約2,000社。
展示会参加の主な目的は、「既存取引先ブースの訪問」、「新規取引先の開拓・新商品の開拓」、「講演会への参加」といったものです。
<既存取引先ブースの訪問>
以前から取引きのある企業とは、主に新商品の説明、取扱商品の改善してほしいところのすり合わせ、価格・納期についての交渉、年間の取引計画についての話し合いなどがメインとなります。
<新規取引先の開拓・新商品の開拓>
展示会参加の一番の目的は、今までなかった商品を発見し、取引契約を結ぶことです。
非常にたくさんの企業が出展している中、日本で売れそうな商品を見つけ出さなければいけません。
運よく見つけ出したとしても、すでに日本の別の会社と取り引きの話を進めてしまっている場合などもありますので、開催期間中にできるだけ多くの有力商品と取引先を見つける必要があります。
良い商品が見つかれば、取引ができるかどうか、商品の価格条件・ロット数・送料の条件・支払い条件といった細かいところまで確認し、連絡先を交換します。
僕が初めていったラスベガスでの展示会では、11社と新規取引の話ができ、うち9社と実際に取り引きを開始しました。
<講演会への参加>
僕が勤めている会社の業界は、アメリカが最先端の業界となります。
講演会では業界の著名人が、業界のアメリカ市場における現状や、世界の市場との関係性を語ってくれました。
そして、何より英語のリスニングに最高の教材となります。
僕はボイスレコーダーを持参して公演の内容を録音し、帰国後もリスニングの教材として活用しました。
展示会に参加してみて
ラスベガスで海外出張デビューを果たしたわけですが、展示会での英語は惨憺たるものでした。
当時はロゼッタストーンを利用していた時期でしたが、まず先方の話していることが6割か7割くらいしか聞き取れない状況でした。
そしてこちらから話すのに至っては、5割くらい行ったか行かないかというお粗末な状態。
一緒に出張に行ったもう一人にアシストしてもらってばかりでした。
アメリカに行ってみて、実際に英語を使ったコミュニケーションの量が絶対的に足らないことを痛感した初海外出張となりました。
僕は初めての海外出張から帰国した後から、オンライン英会話をスタートさせると同時に、通勤時間も無駄にしないよう音声教材を利用した英語学習を本格化させていきました。
ラスベガス余談
ここまで仕事の話をまじめにご紹介してきましたが、やはり観光地であるラスベガスに行ったので、多少肩の力を抜いたお話を・・・。
初めての海外出張で僕が泊まったホテルは、『ARIAリゾート&カジノ』というところでした。
僕が行った当時は、まだ開業してから3年経つか経たないかといったところで、非常にきれいで雰囲気も最高、サービスも一流の最高のホテルでした。
ホテル一階部分にはカジノが入っており、夜仕事終わりにカジノで遊びましたが、展示会での英会話同様、カジノでも散々なことに・・・。
自分にはギャンブルの才能がないことを身を持って知りました。
ラスベガスというとカジノばかりが頭に浮かんでしまいますが、僕がラスベガスに行く機会がある方にぜひおすすめしたいのが、Buffet(バフェ)という、日本ではバイキングやビュッフェと呼ばれる食べ放題のレストランです。
ラスベガスに数多くあるホテル内に入っていることが多いのですが、どこのBuffetも日本のバイキング形式のお店とは比較にならないほど美味しく、料理の種類が非常に豊富です。
どこのBuffetもだいたい朝の7時頃から、夜は22時頃まで営業しており、行く時間帯によって料金が変わったり、料理の内容も変更されたりと、同じお店に行っても時間帯によって何度でも楽しめるレストランです。
料金はだいたい25ドル~40ドル。
日本のバイキングと比較すると若干高いような気がしますが、料理のレベルは日本よりも格段に上ですし、お店の雰囲気がおしゃれですので、コストパフォーマンスはラスベガスのBuffetが圧倒的に日本を上回ると思います。
朝早くから開店しますので、僕がラスベガスに行った時には毎朝朝食として利用していました。
ラスベガスを訪れる方は必ずいろいろなBuffetに行かれてください!!
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