英語のアウトプット教材ロゼッタストーンを使ってみた僕の評価

僕は転職を目指して英語の出直し学習をスタートさせたわけですが、TOEIC受験までは主にボキャブラリー、リーディング、リスニングといった能力に限って学習していました。

英語を使う仕事へ転職するにあたっては、やはり英語を話せるようになる必要があります。

そこで今回は、僕が英語のスピーキング能力向上を目指してどのように学習を始めたのかについてご紹介していきたいと思います。


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スピーキング学習初期段階の教材

スピーキング学習を開始するとは言っても、僕は留学経験もなく、当時は街中で突然外国人に話しかけられても簡単な英単語とジェスチャーで返すのがやっとの状態でした。

転職するのにあたって、また今後英語を活かして仕事をしていくうえでも、英語を話せるようになるのは必須条件となります。

そこで僕が選んだ教材は『ロゼッタストーン(Rosetta Stone) トターレ(TOTALe) レベル1~5セット』です。

当時、頻繁にテレビやネット上でCMをやっていた教材で、サッカー選手の川島永嗣選手が利用していると話題になっていました。

価格が高くどうしようか迷ったのですが、将来のための投資と割り切って、僕はCD版を49,800円で購入しました。(現在はCD版は廃止され、ダウンロード版とオンライン版となっています)

ロゼッタストーンとは

ロゼッタストーンは母国語を一切使うことなく、独自のメソッドを用いて、限りなく留学に近い環境下で言語が習得できる言語ソフトおよび言語学習プログラムです。

現在、英語をはじめとして24言語のプログラムが展開されています。

世界中で300万人規模の個人ユーザーと、3万7000社以上の企業ユーザーが利用しているプログラムです。

ロゼッタストーンのプログラム

プログラムはスピーキング 、リスニング、文法、ボキャブラリーなどの英語のスキルがバランスよく鍛えられる内容になっています。

僕が購入したプログラムには、最大4人まで他の生徒と同時に受講する、グループによるオンライン英会話レッスンも内容に含まれていました。

学習キットの中にはマイク付きヘッドホンが付属しており、このヘッドホンを使用しながら、プログラム学習中に講師の人に続いて英語を声に出します。

すると独自の発音認識機能で正しい発音ができているかどうか判定されます。

内容についてですが、最初のうちは非常に初歩的な「a boy」、「a girl」から始まり、徐々に簡単な短文、長文へとステップアップしていきます。

通常のレベルごとに分かれているレッスン以外にも、ちょっとレッスンに疲れたなというときに気分転換を兼ねて気軽にできる、単語力が鍛えられるようなゲームも収録されています。

ロゼッタストーンは普段仕事が忙しいような人でも、ちょっとした隙間時間を見つけて自分のペースで学習したい人向けのプログラムであると思います。

ロゼッタストーン体験者としての感想

僕はTOEIC受験後、英語をアウトプットするスピーキングのスキルを身につけたくてロゼッタストーンを始めました。

実際に使用してみて、率直に良かった点、逆に良くなかった点の両方の感想を述べたいと思います。

<良かった点>

・講師に続けて英語を話すだけなので、英語をアウトプットするのに慣れるのに最適な教材である。

・ゲーム感覚でだれでも簡単に受講できる。

・日本語は一切出てこないので英語のみで集中して学習できる。

<良くなかった点>

・発音認識機能の性能が悪い。

正直なところ、これは結構致命的なのですが、一つの単語をすべて読み終えていないのに正しい発音として認識されたり、逆に「フリーズしているのか?」と思うほど全く認識せずに前に進めないことがあったりしました。(単純に僕の発音がひど過ぎるのかもしれませんが・・・)

・量が多すぎて飽きてしまう。

・グループで行うオンラインレッスンで、たまに1人だけでしゃべってしまう人と当たるとレッスンの意味がなくなる。

まとめ

僕は最初の英語のアウトプット、スピーキング用の教材としてロゼッタストーンを選択しました。

スピーキングにまだ慣れていない最初のうちは非常に新鮮で学習効果が見込める教材だと思います。

個人によって合う合わないがあるかと思いますので、当然ロゼッタストーンを十分に活用されている方はいらっしゃると思います。

しかし、正直なところ僕にはあまり合いませんでした。

転職前からロゼッタストーンを使い始め、転職後もしばらくは使用していましたが、合計半年くらい経ったころにはロゼッタストーンはやめてしまいました。

僕はその後、オンライン英会話へとシフトチェンジしていったのですが、英語のアウトプットに慣れるという意味では非常に良い教材だと思いますので、興味がある方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


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