英語が驚くほど上達するICレコーダー(ボイスレコーダー)活用法

ボイスレコーダーアイキャッチ

みなさんは英語を学習するときに、音声教材を活用されていますでしょうか?

今回は、僕が英語を学習する際のマストアイテムである、『ICレコーダー(ボイスレコーダー)』をご紹介したいと思います。

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ICレコーダー(ボイスレコーダー)を使い始めたきっかけ

僕は前の職場に勤めていたときも、現在の商社の仕事でも、会社まで通勤には車を利用しています。

英語を使った仕事への転職を考えるまでは、行き帰りの車の中では音楽しか聴いていませんでした。

しかし転職を考え、TOEICの勉強を本格的に開始した頃から、以前の記事でご紹介したTOEIC用の単語集(『新TOEIC R TEST 出る順で学ぶボキャブラリー990』)に付属していた音声CDを、車のオーディオを使って聞くようになりました。

いざ通勤時にCDを利用した英語学習を始めてみると、期待したほど頭に入っていないことに気が付きました。

当時は英語の学習を始めたばかりだったので、自分自身の英語のレベルにも問題があったとは思いますが、音声CDをただ単に流しているだけでは耳に残りませんでした。

「ただ聞くだけでは駄目ならばアウトプットも必要だ」と思い、リピーティングやシャドーイングも実践してみましたが、いくつもの例文が連続して流れてくるため、たった1つの例文をリピートするのもシャドーイングするのも大変でした。

1つの例文ごとにアウトプットできるだけの丁度よい間があればいいのですが、ほとんどの音声CDでそのような間はないのではないでしょうか。

かと言って運転中に車のオーディオを1つの例文ごとに操作して、一時停止などを押すわけにもいきません。

そこで代わりの方法として最初に考えたのはMP3プレイヤーを使うこと。

しかし、MP3プレイヤーは本体にスピーカーが付いていないので、必然的にイヤホンやヘッドホンを使用しなければいけません。

車の運転中にイヤホン等を使えないことはありませんが、運転中に外部の音が遮断されてしまうので非常に危険です。

また、厳密には車の運転中にイヤホンを使用することは道路交通法違反にはならないのですが、地域によっては条例で禁止されているため使用しないほうが無難です。

車の運転に大きな支障をきたすことなく、自分の好きなタイミングでオーディオを操作できて、なおかつイヤホン等を使わずに済むものはないだろうか・・・。

そんな思いを解決してくれるデバイスがICレコーダー(ボイスレコーダー)だったのです。


新TOEIC R TEST 出る順で学ぶボキャブラリー990

ICレコーダー(ボイスレコーダー)を英語学習におすすめする理由

僕はこれまで5台のICレコーダー(ボイスレコーダー)を使用してきました。

僕が英語だけにとどまらず、語学学習にICレコーダーをおすすめする理由をまとめてみました。

携帯性に優れている

ICレコーダーは各社からさまざまな形状の機種が出ていますが、どの製品も片手の手のひらに収まってしまうサイズです。

僕がこれまで使ってきた機種は縦10~12cm、横3~4cm、厚さ1.5~2cm程度となっており、非常に軽量ですので、どこにでも気軽に持ち運べます。

操作が簡単

録音と再生に機能が絞られていますので、直感的に操作ができます。

再生・停止といった各機能のボタンが、製品本体に効率よく配置されており、片手だけで簡単に操作できます。

スピーカーと本体が一体型

スピーカーが本体に内蔵されていますので、イヤホン等を使うことなく本体からそのまま音声を流すことができます。

もちろん、スピーカーから音が出たら困る場合には、イヤホン等を使用することもできます。

電池の持ちがいい

機種によって充電式だったり、単四アルカリ電池使用だったりと違いはありますが、非常に長時間にわたる録音・再生が可能です。

僕が使用しているケースでは、通勤時に片道約30分、往復で1時間の使用に加えて、自宅でも30分ほど使い、毎日1時間半ぐらいは使用していますが、1か月~1か月半は電池が持ちます。

価格が手頃

Amazonなどで、安いものは2千円台から販売されており、上位機種でも1万円しないで購入することができます。

MP3プレイヤーとしても使える

上位機種のICレコーダーは、パソコンとUSBで接続できるようになっており、MP3プレイヤーとしても使えます。

英語学習教材に付属している音声CDを、Windowsメディアプレイヤーなどを利用して、クリック&ドロップするだけで簡単にICレコーダーに取り込むことができます。

再生スピードの調整が可能

再生時の音声スピードを変えられる機能が大変便利です。

英語の音声が早すぎて聞き取れないといった場合には、遅聞き再生にすることができます。

逆に通常スピードよりも早く再生することができるので、シャドーイングのスピードアップに挑戦する際などに活躍します。

僕のICレコーダー(ボイスレコーダー)を使った英語学習方法

それでは、僕が英語を学習するときのICレコーダーの利用方法をご紹介したいと思います。

僕はICレコーダーを使う際に、MP3プレイヤー機能を使う場合と、録音機能を使う場合の2通りに分けて英語学習に活用しています。

<MP3プレイヤー機能を使う場合>

単語帳に付属しているCDや、以前の記事でご紹介した『CNN English Express』などのリスニング教材のCDをICレコーダーに取り込みます。

そして1日に学習する分量を決め、1フレーズまたは1センテンスごとに3回音声のみを聞きます。

次にリピーティングを3回行い、最後にシャドーイングを3回行います。

1日分の英文について上記のルーティーンを終えたら、1日分全体の英文をまとめて聞きます。そして最後に1日分を流しでシャドーイングして終了とします。

<録音機能を使う場合>

ネイティブによる音声CDが付属していない英語教材を利用するときや、自分が記憶しておきたいフレーズがあるときには、自分で英文を読みながらICレコーダーで録音します。

また、実際にネイティブの方などと英語で会話をする機会があるときや、海外出張で講演会に出るときなどに音声を録音して活用しています。

録音した後の学習方法は上記の方法と同じです。

ICレコーダーならば、片手だけで何度も簡単に巻き戻しができるので、1つずつのフレーズやセンテンスを繰り返し集中して体に覚えこませることが可能です。

あとは覚えたフレーズを、その日のうちにオンライン英会話のレッスンで使ってみることでより効果を高めることができます。

僕はICレコーダーを使うようになってから、英語のフレーズを以前よりも早く覚えられるようになり、スピーキングのスピードも飛躍的にアップしました。


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まとめ

僕は車通勤の時間を利用して英語のスキルをアップさせるためにICレコーダーの利用を開始し、今でもICレコーダーを使った英語学習を継続しています。

その他の通勤手段を利用されている方には、僕と全く同じような方法でICレコーダーを利用するのは難しいかとは思いますが、ICレコーダーを使えば英語表現を効率的に学ぶことが可能ですので、ぜひ活用されてみてはいかがでしょうか。

ご参考までに、僕が実際に使用しているICレコーダーのうち、現在も販売されているモデルをご案内いたします。

ICレコーダー

 

 

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